金属塗装一覧

金属塗装・焼付塗装

焼付塗装

鉄製品、ステンレス製品、アルミ製品、メッキ品など、金属全般の焼付塗装を承ります。

弊社の焼付塗装は、焼付用塗料をスプレーガンで吹き付け、熱風式焼付乾燥炉にて150℃ 20分間で焼付乾燥させております。

※製品の板厚やサイズ、塗料の種類によって焼付温度や焼付時間は異なります。

小さな製品から大型製品まで、

なんでもご相談ください。

 

 

 

粉体塗装

粉体塗装とは、金属製品に静電気を利用して粉の塗料を付着させ、

高温(160℃〜190℃ 20分間)で焼付をすることで、

綺麗で頑丈な塗膜を形成します。

一般的な溶剤による焼付塗装に比べて、

一度の塗装で非常に厚い塗膜を形成することが可能です。

塗膜が厚いため頑丈で剥がれにくく、高い耐久性能が期待できます。

詳しくはお気軽にお問い合わせください。

調色やツヤ調整も最短で中1日から承ります

お客様のニーズに合わせて調色いたします。

白、黒、赤、青、緑、メタリックシルバー、etc.

豊富な原色から好みの色を調色いたします。

艶(つや)調整も御任せください。

「艶有(10分艶。テカテカ)」から「艶消(0分艶。マットな感じ)」まで

細かい調整が可能です。

最短で、中1日で調色いたします。

まずはご相談ください。

※調色は協力塗料会社にて行います。

メタリック塗装

アルミの顔料を含んだ塗料を吹き付けることで、

メタリックの塗膜を作ることができます。

調色が可能なので、お客様の理想の色味を表現することも。

メタリックの目が荒いとギラギラした見た目に、

目が細かいと柔らかい風合になります。

ステンレスやアルマイトの肌艶に寄せた調色の実績もあります

(※光の反射角度で見え方が異なるので、あくまで近似色になります)。

是非一度、ご相談ください。

耐熱塗装

熱に長時間あたっても金属表面を保護できる、

それが耐熱塗装です。

弊社で行う耐熱塗装で得られる塗膜は

マイナス50℃から600℃まで耐えることができます。

暖房機器、ガス器具関係、自動車関係など、

幅広い用途に応じた塗装実績があります。

耐熱塗装のご依頼、お待ちしております。

塗料の種類

メラミン樹脂塗料

焼付塗装に使用する代表的な塗料。

室内で使われる製品に適しており、

概ね130℃ 20分間の焼き付けで完全硬化します。

光沢のある硬い塗膜で、

自動車部品、スチール家具、電気関係部品、配電盤など

様々な用途で使用されます。

アクリル樹脂塗料

メラミン樹脂塗料よりも硬く、耐候性に優れた塗料です。

紫外線に強いので、屋外で使用する製品に適しております。

屋内ならメラミン、屋外ならアクリル又はそれ以上の塗料を

おすすめいたします。

厚膜(厚い塗膜)には不向きな塗料ですが、

厚く塗らずとも高い性能を発揮できる塗料です。

看板や建物の外観部品、自動車部品など、

屋外用途として広く使用されております。

ウレタン樹脂塗料

強度や耐候性に優れ、屋内・屋外と幅広く利用されている塗料です。

古くは2液硬化型(主剤と硬化剤を混合して硬化する自然乾燥タイプ)が主流でしたが、

最近では1液の焼付硬化型(硬化剤不要の焼付乾燥タイプ)も多く使われております。

2液のウレタン塗料は焼付乾燥炉などの設備が不要なので、

乾燥炉に入らない大型製品、熱に弱い樹脂プラスチック製品、現場での塗装などで重宝されます。

 

フッ素樹脂塗料

耐用年数、耐久性、耐候性、耐薬品性、

すべてにおいて高水準高性能の最高クラスの塗料です。

屋根、ビルの外壁、塩害地域などでも高い性能を発揮します。

デメリットは塗料の金額も最高クラスなところ。

アクリル塗料やウレタン塗料よりもハイスペックな

フッ素樹脂塗料です。

エポキシ樹脂塗料

耐薬品性に非常に優れているエポキシ樹脂塗料です。

 薬品関係、油分や溶剤に多く触れる製品、排水処理の設備などに

多く使われております。

金属製品との密着力も高く、

塗装が剥がれやすいとされるステンレスやアルミ製品の

下塗り塗料としても効果を発揮します。

焼付塗装・自然乾燥塗装どちらにも対応した

万能型下塗り塗料(プライマー)も有名です。

耐候性がないので、屋外で使用する製品には不向きです。

フタル酸樹脂塗料

自然乾燥の塗料で、硬化剤を必要としない1液型の塗料です。

概ね速乾性の塗料で、塗装して数分から数時間で

指触乾燥(触れるぐらい)又は半硬化(持ち運びできるぐらい)しますが、

完全硬化するまでには1週間かかるといわれています。

※塗料により差があります。

焼付塗装ならメラミン、自然乾燥ならフタル酸、という感じで

製品のサイズや用途で使い分けられることが多い印象です。

弊社ではかつて、自社のフォークリフトをフタル酸でリコートしました。

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